2020年 09月 09日
POST3.11 in Sapporo の展示の様子です。 本郷新記念札幌彫刻美術館は独特の館内空間となっています。フロアレベルの異なる小さな5つの展示空間が吹き抜けを囲むように配置されています。それぞれの空間は間仕切りされていますが、壁は目線より低く半分開かれた状態で全部の空間と連続性があります。 半谷 学 Hangai Manabu
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by post311
| 2020-09-09 11:27
| POST3.11 Sapporo
2020年 09月 09日
先日の北海道での大停電と地震の記憶は生々しいところです。それによって更新されたせいか、今日、北海道で東日本大震災のことが日常会話に出てくることは滅多になくなったと感じます。 あれから8年。その歳月の中で被災地の方々は失った多くのものへの悲しみを心の一番奥底にしまい歩み始めています。被災地の外にいるものは多くを語らずに静かに見守っています。そして国を挙げてオリンピックに向かう高揚の中、まるで何事もなかったかのような静けささえ感じます。はたしてその静寂は本当の平穏なのでしょうか? 和と秩序を重んじる日本の社会は本音と建前の二重構造です。震災はそこにさらなる亀裂を加えたように感じます。科学への信頼が揺らぎ、フェイクニュースが生産される今日は何が真実で真相なのか分からず、盲信や妄言が飛び交う暗雲の立ちこめる時代なのかもしれません。そこで生きていく時、弱い立場の存在や小さな声などが消されていくように見えます。 こぼれ落ちたものたちへの眼差しを掬い上げるのも芸術の果たせる領域なのです。美術家達は独自のセンサーでこうしたものへ目を向けています。ここにあるものは、震災の中から見えて来たものを醸成してきた5人の作家の歩みです。その視線の先にあるものを見て頂きたいと願います。
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by post311
| 2020-09-09 11:26
| POST3.11 Sapporo
2020年 09月 09日
震災から8年。節目を感じる空気の中、独自のセンサーでこぼれ落ちたものたちへの眼差しを掬い上げる美術家達。震災から見えて来たものを醸成してきた5人の作家の歩みをごらんください。 出品作家:安藤榮作 石塚雅子 白濱雅也 半谷学 横湯久美 関連イベント: ● アーティストトーク 3月21日(木・春分の日)13:00〜 (参加自由 無料)出品作家が震災と美術について話します。 ● ギャラリートーク 3月24日(日)3月31日(日)13:00 〜 (参加自由 無料) 企画者白濱雅也が作品について解説します。 本郷新記念札幌彫刻美術館 〒064-0954 札幌市中央区宮の森4条12丁目1-41 Tel 011-642-5709 Fax 011-616-0900 ▶︎車 市内中心部より約15分、無料駐車場10台 ▶︎公共通機関 地下鉄東西線西28丁目駅バスターミナル2番 のりば《山の手線循環西20(神宮前先廻り) #
by post311
| 2020-09-09 11:26
| POST3.11 Sapporo
2020年 09月 09日
ガレリアメリダでの展示の様子です。基本的な作品構成はコスメルの時と変わりません。 3つの展示室があります。5人の作品配列にかなり悩みましたが、結果的にはうまくまとまったと思います。 (白濱は再渡航する際に小品を追加して持参しました) 展示空間が違うので、コスメルとは別の展示のような印象です。エキゾチックな空間と日本の作品の不思議な響きがありました。 押しが強く色彩の濃い作品が多いメキシコでは日本人の作品はかなりモノクロームに感じます。 安藤栄作の展示作品
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by post311
| 2020-09-09 11:07
| POST3.11 Mexico
2020年 09月 09日
メキシコのコスメルでの反応がよかったので、せっかく輸送した作品をもう少し展示したい、展示できないだろうかという気持ちになりました。 コスメルの展示以前にメリダでのアートイベントへの参加の打診がありました。これは結局予算不足などにより実現しなかったのですが、この時からメリダという町が気になってました。メリダはユカタン半島の州都で人口80万人、この地方ではもっとも大きな都市で民族芸能やアートが盛んです。観光しつつギャラリー事情などを視察しに行きました。ここから紆余曲折ありましたがSAKOさんの人脈や尽力から、翌年のガレリアメリダというノンプロフィット系のギャラリーでの展示が実現しました。 #
by post311
| 2020-09-09 00:10
| POST3.11 Mexico
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